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2016/07/23

「焼酎と水」





皆様、お疲れ様です。

私が鹿児島の人間ですので、ちょっと焼酎にまつわるお話をします。

お酒造りにとって、「水」は命です。

勿論「麹」も「酵母」も「原料」もですが、本日は「水」限定でお話します。

皆様に最も身近な話題としては、焼酎を割って飲む際の「水」に関しての

話を選びました。

ロックで飲まれる方にはあまり関係ありませんが、目からウロコの情報をお教えします。

「お湯割りで飲む際は、先にお湯から入れるのが通の飲み方」

これは本当ですし、理由は簡単です。

お湯割りで飲む際は、水割り時と違い混ぜません。

ですので、入れたお湯と焼酎が自然に混ざった状態の物を飲みます。

お湯から先に入れた場合、入れる容器(コップ等)も熱せられ、熱いお湯と常温の

焼酎は自然に馴染んで混ざります。

しかし焼酎を先に入れた場合、特に冬場は容器(コップ等)も焼酎も冷えているので、

温度差で混ざり方にもバラつきが出来てしまい、飲む度に濃度もバラついて味も

焼酎とお湯が馴染まず、飲む都度味が違う結果になる事に基づいた理由なのです。

純粋に美味しい焼酎を味わう鹿児島の先人達の、昔からの知恵なのです。

あと、焼酎に合う「水」は何だと思いますか?

軟水?硬水?水道水?浄化機の水?はたまたミネラルウォーター?

いえいえ、本当に焼酎に一番、間違えなく合う水は

「各焼酎蔵の仕込み水」です。

焼酎の原酒のアルコール度数は、36%以上あります。

これを、焼酎造りに使う水と同じ地下水で販売時の25度に割ます。

ですので、問題なく原酒と馴染むのです。

同じ理由で、焼酎を割る水に合うのは仕込み水なのです。

ちなみに、焼酎蔵は地下水の豊富な所にあるところが、ほとんどです。

例えば、宮崎県に工場を持つ「雲海酒造」の「綾工場」では、同じ敷地に

「酒泉の杜」という観光施設があるのですが、この施設の一角に

天然の水が湧き出ており、地元の方々などが、この湧水を自由に

持ち帰ることが出来る為、もちろん焼酎用だけでなく、飲料水などとしても

汲んで持ち帰ることが出来ます。

このように、仕込み水と同じ水を自由に持ち帰れる工場は稀ではあります。

とは言え、仕込み水は販売してませんが、工場内の蛇口を捻ればこの仕込み水です。

本当に美味しい焼酎の飲み方にこだわっている人で、上記の様にわざわざその湧水を

汲んで持ち帰ったり、飲む焼酎工場の水をもらうなどして、ここまでして水にも

こだわる人こそが、本当の「通」と呼べる人ではないでしょうか。

ロックで飲まれる方は「通」というより「アルコールに強いんだな~」と。

焼酎原料本来の味や香りは、やはりお湯割りかロックを熱燗で飲むなどした

方が引き立ちますので…

それ以外の水で割って飲み「これが美味しい焼酎通の、飲み方なんだ

よね~」なんて「自称焼酎通」を名乗る人は、鹿児島の我々から見たら、

正直ちょっとな~と思います。┐(´д`)┌

とはいえ、焼酎をご愛飲して頂いている方々は、

今後も引き続きお好きな飲み方で、ご愛飲下さいm(_ _)m









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